調査レポート
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子育て世代のスキマバイト実態調査の結果を発表

スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミー(所在地:東京都港区、代表取締役:小川 嶺)は、「タイミー」の働き手5,159名を対象に、「スキマバイト実態調査」を実施しました。中でも、18歳以下のお子様の子育てをしながらスキマバイトをする方々の結果に着目し、子育てをしているタイミーワーカーと子育てをしていないタイミーワーカーの回答を比較しながら、結果をまとめました。

  • 調査トピックス
  • 子育てをしているタイミーワーカーの職業は、会社員が40.8%と最も多く、次いでパート・アルバイトが26.9%であった。男女別で見てみると、男性は会社員が79.3%であった一方、女性はパート・アルバイトが39.7%と最も多く、職業の男女差が垣間見える結果となった。
  • 子育てをしているタイミーワーカーがスキマバイトを始めた時期は、2022年が69.5%と最も多かった。スキマバイトを始めたきっかけとして最も多く回答されたのは、「値上げラッシュの影響で生活費などの負担が増えたから」(37.2%)であり、子育てをしていないタイミーワーカーの回答(29.5%)と比較すると7.7ポイント高かった。
  • 子育てをしているタイミーワーカーがスキマバイトを始めた時の長子の年齢は、「7〜12歳」が26.7%と最も多く、次いで「1〜6歳」と回答した方が17.1%いた。子どもの就園・就学のタイミングがスキマバイトの始め時のひとつであると考えられる。
  • 子育てをしているタイミーワーカーがスキマバイトをすることが多い時間帯は10〜14時の間であり、1回あたりの勤務時間の長さは平均3〜4時間(41.3%)が最も多かった。
  • スキマバイトの仕事を選ぶ際に重視することは、いずれも「自分の都合の良い時間で働くことができる」が最も多かったが、子育てをしているタイミーワーカーの方が6.5ポイント高い結果となった。
  • タイミーで働くことによって得られた変化として、子育てをしているタイミーワーカーの半数以上が「気分転換になった」と回答し、子育てをしていないタイミーワーカーの回答と比較すると5.3ポイント高かった。
     
  • 調査結果 詳細

【子育てをしているタイミーワーカーの職業】
子育てをしているタイミーワーカーの職業は、会社員が40.8%と最も多く、次いでパート・アルバイトが26.9%であった。

男女別で見てみると、男性は会社員が79.3%であった一方、女性はパート・アルバイトが39.7%と最も多く、職業の男女差が垣間見える結果となった。

【子育てをしているタイミーワーカーがスキマバイトを始めた時期ときっかけ/スキマバイトを始めた時の子どもの年齢】
子育てをしているタイミーワーカーがスキマバイトを始めた時期は、2022年が69.5%と最も多かった。

スキマバイトを始めたきっかけとして、子育てをしているタイミーワーカーが最も多く回答したのは「値上げラッシュの影響で生活費などの負担が増えたから」(37.2%)であり、子育てをしていないタイミーワーカーの回答(29.5%)と比較すると7.7ポイント高い結果となった。子育てをしているタイミーワーカーの方がより値上げラッシュの影響を受けやすく、スキマバイトの収入で生活費を補っていると考えられる。なお、1月に実施した「物価高・値上げとスキマバイトに関する調査」では、生活している人数が多い世帯ほど、負担額が大きい傾向にあることも確認されている(*1)。また、子どもが幼稚園・保育園や小学校・中学校に通い始めたことも、スキマバイトを始めるきっかけになっていることがわかった。

(*1:2023年1月実施「物価高・値上げとスキマバイトに関する調査結果(2023年1月版)」https://corp.timee.co.jp/news/detail-1408/ )

子育てをしているタイミーワーカーがスキマバイトを始めた時の長子の年齢は、「7〜12歳」が26.7%と最も多く、次いで「1〜6歳」と回答した方が17.1%であった。前述の「スキマバイトを始めたきっかけ」の結果では、「子どもが幼稚園・保育園に通い始めて時間ができたから」と回答した人が4.0%、「子どもが小学校に通い始めて時間ができたからスキマバイトを始めた」と回答した人が3.8%おり、子どもの就園・就学のタイミングがスキマバイトの始め時のひとつであると考えられる。

【子育てをしているタイミーワーカーが働くことが多い時間帯/1回あたりの勤務時間の長さ】
子育てをしているタイミーワーカーがスキマバイトで働くことが多い時間帯は10〜14時の間であった。子どもが幼稚園や保育園、学校に通っている時間帯で働きやすいからだと考えられる。
夕方以降は子育てをしているタイミーワーカーの割合が減る一方で、子育てをしていないタイミーワーカーがより多く働いている結果となり、子どもの有無で働く時間帯の傾向が異なることがわかった。

また、1回あたりの勤務時間の長さについて、子育てをしているタイミーワーカーの1回あたりの勤務時間は平均3〜4時間(41.3%)が最も多い一方、子育てをしていないタイミーワーカーは平均5〜6時間(42.0%)が最も多く、子どもの有無で若干傾向が異なることがわかった。また、7時間以上の勤務時間で比較すると子育てをしているタイミーワーカーは13.1%である一方、子育てをしていないタイミーワーカーは21.1%と8ポイントの差があった。

【子育てをしているタイミーワーカーが仕事を選ぶ際に重視すること/「タイミー」を利用している理由/タイミーで働いたことによる変化】
スキマバイトの仕事を選ぶ際に重視することは、いずれも「自分の都合の良い時間で働くことができる」が最も多かったが、子育てをしているタイミーワーカーの方が6.5ポイント高い傾向がわかった。

子育てをしているタイミーワーカーはもちろん、子育てをしていないタイミーワーカーも、スキマバイトで働く理由に「自分の好きな時間・場所で働ける」ことや「単発で働ける」ことを挙げている。一方で「短い時間で働ける仕事がある」、「家事との両立がしやすい」の回答については、いずれも子育てをしているタイミーワーカーの方がより多く回答しており、家事や育児と両立しながら短いスキマ時間で働きたいというニーズをスキマバイトで叶えることができていることが判明した。

タイミーで働いたことによる変化を問う設問では、子育てをしているタイミーワーカーの半数以上が「気分転換になった」と回答しており、子育てをしていないタイミーワーカーと比較すると5.3ポイント高い。

実際に子育てをしながらタイミーで働く方からは「タイミーで働くことで良い気分転換になり、社会とつながりが持てる」「子どもの予定に合わせて、無理のない働き方を選択できる」「子育て中でも無理なく働く事ができたり、色々な職種を経験できる」という声もいただき、子育てをしているタイミーワーカーにとって、スキマバイトが収入やスキルを得ることだけでなく、社会とのつながりを持てたり子どもや自身の都合に合わせて無理なく働くことができる手段の一つとなっていることがわかる。

また、3月6日(月)に発表した「女性の『働く』実態調査」(*2)では、育児中の女性が就業/職場復帰の際に感じたことのある不安として「子どもの都合で欠勤・遅刻・早退をしてしまうことや、業務のフォローをしてもらうなど、周囲に迷惑をかけてしまうかもしれないという不安」や「子どもの体調や予定に合わせて働けるのかという不安」が上位を占めていた。育児中の女性の不安を解消しながら働くことができる手段として、好きな時間・場所で、短い時間で働くことができるスキマバイトが支持されていると推測できる。
(*2:2023年3月発表「女性の『働く』実態調査」」https://corp.timee.co.jp/news/detail-1512/ )
 

  • 調査概要

調査名     :スキマバイト実態調査
調査期間    :2023年2月5日(日)~2023年2月7日(火)
調査対象    :「タイミー」の働き手(5,159名)
調査方法    :インターネット
エリア     :全国47都道府県

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