働き手・事業者ともに費用負担なしで、検便対応の手間を大きく軽減し、食品製造・加工業の人手不足の解消を目指す
スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミー(所在地:東京都港区、代表取締役:小川 嶺)は、タイミーを利用する働き手・事業者双方向けの「検便検査対応」を2023年6月より立ち上げ、食品製造、食品加工関連のお仕事の求人を掲出する事業者等への提供を順次開始いたします。
検便検査の仕組みと特徴
- ●事業者は検便検査が必要なお仕事の求人をタイミー上に掲載するだけで、検便検査を完了した働き手がマッチングします。
- ●検便検査はタイミーが提携する検査会社を通じて実施します。
- ●検便にかかる検査費用はタイミーが負担し、働き手も事業者も費用が発生しません。
- ●本検便検査を1回すれば、タイミーに掲載されている検便が必要なお仕事全てに申込み可能になります。(※検査の有効期間などの諸条件は求人毎に異なる)
- ●検査手続きに必要な期間は、概ね申請フォームへの入力から検査結果が出るまで1週間程度を想定しています。(※検体提出のタイミングなどによって多少変動の可能性があります。)
検便検査対応開始の狙い
検便検査対応は、タイミーの働き手と事業者の双方にとって、それぞれメリットがあります。
働き手にとっては、検便を実施することで、お仕事の選択肢が広がる点や、従来の検便の実施にあたってかかっていた手間(各企業ごとに都度必要、研修会への参加、検査キットを受け取りに行くなど)を軽減することができるようになります。
事業者にとっては、検便の実施を条件とする業務に対してタイミーの働き手を募集できるようになり、働き手を確保する選択肢が増える点や、従来の単発の雇用での検便にかかっていた膨大な手間(働き手の検査状況の確認、研修会の開催、検査キットの発送対応など)を軽減できるようになり、より衛生面での安心・安全を担保できるようになります。
検便検査対応の取組みを通じて、検便の実施を必要とする業種や職種と、タイミーの働き手が新たにマッチングする機会が増えることで、慢性的な人手不足に悩む業界や職種に興味をもってもらうきっかけとなることも期待しています。
検便検査対応開始の背景
スキマバイトサービス「タイミー」では、検便検査対応を開始するより前から“検便の実施が必要な求人”は掲載されていました。しかし、“手軽に働ける”、“手軽に働き手を集められる”という利便性とは相反する不便な面が課題としてありました。例えば、働き手は「スポットで勤務する各企業ごとに検便を実施する必要がある」、「勤務するために事前の研修会に参加しないといけない」、「検査キットを自分で受け取りに行かないといけない」といった不便な面や、事業者は「研修会を定期的に開催する手間がかかる」、「検査キットの発送対応の手間がかかる」、「勤務予定の働き手の検査結果状況の確認に手間がかかる」などの不便な面がありました。
検便検査を申請して、働くまでのフロー
検便検査は、検査が必要なお仕事の求人情報から検便申請フォームにアクセスして申請することができます。
検査できる項目
食中毒の原因とされる項目を網羅する検査項目の検査ができます。
(赤痢/チフス/パラチフスA/サルモネラ/腸管出血性大腸菌全て[血栓型50種以上対象])
検便検査の現在の展開状況
関東一部エリア(1都3県)、東海一部エリア(愛知、静岡)、福岡県で利用できます。
導入予定の業種・職種は、食品製造工場、スーパーの惣菜部門などを予定しています。
検便検査の今後の展開予定
中四国エリア・九州エリアでの導入を予定しています。ゆくゆくは、さらに広いエリアでの検便検査体制の拡充を考えていきます。