プレスリリース
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JA全農いわてと業務提携契約を締結

スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミー(所在地:東京都港区、代表取締役:小川 嶺)は、全国農業協同組合連合会岩手県本部(以下、JA全農いわて)と業務提携契約を締結したことを発表いたします。

日本における農業従事者数は減少傾向が続いており(※1)、その背景には雇用機会の拡大による都市部への人口流出や農業従事者の高齢化などが指摘されています。岩手県でも同様の傾向が見られ、2020年の県内の基幹的農業従事者(※2)は約4.4万人と10年前に比べて3割減少。そのうち65歳以上の人数は約3.3万人と7割強を占めています(※3)。

タイミーでは近年「収穫」や「選別・調整(※4)」、「出荷」など初めての方でも説明を受ければすぐにできる比較的簡単な業務においての活用実績が増えており、2023年8月にはタイミー上で掲載されている農業分野での募集人数が過去最高となりました。また、社内では農業専門チームを中心に、農業の人手不足の解消に向けて取り組んでいます(※5)。

当社では、2022年10月にJA全農ぐんま・JA静岡経済連と共同事業の基本契約を締結(※6)しておりますが、東北6県でのJAとの取り組みは今回が初となります。
本契約では、JA全農いわてが窓口となり、県下のJAの取りまとめを行います。各JAは、JA全農いわてとともに組合員である農家に対してタイミーを紹介し、各農家での導入を促します。当社だけでなくJA全農いわておよび県下のJAが各農家に対してサポートを行うことで、タイミーを利用しやすい体制を構築します。さらに、働き手が働きやすい環境を整えるためにマニュアルなどを整備します。

岩手県では、すでにきのこの梱包やほうれん草の袋詰めの業務においてタイミーが活用されてきました。今回のJA全農いわてとの取り組みにより、岩手県の農産物生産の一助となることはもちろん、県内の農業における人手不足解消への貢献、ひいては将来的な就農人口の増加に貢献してまいります。

※1 出典:農林水産省,「農業労働力に関する統計」https://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/data/08.html
※2 「基幹的農業従事者」:ふだん仕事として主に自営農業に従事している者のこと
※3 出典:農林水産省, 「2020年農林業センサス報告書」https://www.maff.go.jp/j/tokei/census/afc/2020/dai1kan.html
※4 「選別」:収穫した作物の中から傷がついていたり規格外のものを取り除く作業のこと
    「調整」:選別した作物から不要な外葉を除去するなど、出荷できる状態に整える作業のこと
※5 2023年7月発表「農業でのスキマバイト利用実態レポート」https://corp.timee.co.jp/news/detail-1839/
※6 2022年10月発表「JA全農ぐんまと共同事業の基本契約を締結」https://corp.timee.co.jp/news/detail-1133/
            「JA静岡経済連と共同事業の基本契約を締結」https://corp.timee.co.jp/news/detail-1132/ 

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