スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミー（所在地：東京都港区、代表取締役：小川 嶺）は、食を通したまちづくりプロデュースや飲食店経営を展開する株式会社ミナデイン（本社：東京都港区、代表取締役：大久保 伸隆、以下ミナデイン）との協業によって2023年5月に立ち上げた、全てのアルバイトスタッフが「タイミー」ワーカー（※1）の居酒屋「新橋銀座口ガード下 THE 赤提灯（以下「THE 赤提灯」）」の開店後半年間の実績レポートを公開しました。
（※1）タイミーの働き手のこと
未経験者でも安心して働けて即戦力になれる「THE 赤提灯」とは
「THE 赤提灯」は、2023年5月22日にオープンした、「全アルバイトがスポットワーカー」がコンセプトの居酒屋です。深刻化する飲食業界の人手不足解消には、飲食業の魅力を感じてもらえるお店で働くことや、飲食店で働くスキルを習得・育成する環境や仕組みが必要だと考え、「THE 赤提灯」を立ち上げました。「タイミー」教育協力店として、タイミーのスキマバイト人材活用ノウハウと、ミナデインの飲食業における人材育成の豊富な知見を掛け合わせ、「はじめての人でも働きやすいこと」を追求。「THE 赤提灯」で働くことで、未経験者・初心者は即戦力になるためのスキルが習得でき、経験者はさらなるスキルアップを目指せます。また、「THE 赤提灯」では経験者の方が時給を高く設定しており、初心者・未経験者から経験者に成長することで、時給アップも期待できます。
（「THE 赤提灯」開店のプレスリリース：https://corp.timee.co.jp/news/detail-1728/）
飲食未経験者の約62%が「THE 赤提灯」で習得したスキルを活かして他の飲食店で活躍
「THE 赤提灯」で開店後半年の間に働いたことのあるワーカーは、約250名（※2）です。そのうち、約52%が飲食経験者、約48%が初心者・未経験者でした（※3）。さらに、これまで飲食店での勤務経験がなく「THE 赤提灯」ではじめて飲食業で働いた方が全体の約17％で、これら未経験者のうち、「THE 赤提灯」での勤務経験を活かし、他の飲食店でも「タイミー」を通じて働いたワーカーは、約62%でした。
（※2） のべ人数ではなく、働いたことのあるワーカー数です。複数回勤務した人は1人と数えます。
（※3）「THE 赤提灯」での経験者、初心者・未経験社者の定義づけ：
経験者＝タイミー上での飲食稼働経験10回以上、初心者・未経験者＝タイミー上での飲食稼働経験が10回未満の方
「THE 赤提灯」は、初心者・未経験者限定の求人を公開し、求人内にマニュアルを載せて仕事内容を詳しく案内するなど、飲食業未経験者を積極的に受け入れています。また、初回勤務時には店長からのオンボーディングや定番メニューの試食を行うほか、メニューの説明が書かれた「はじめてのカンペ」を配布して接客業務をサポート。勤務後はスキルチェックシートによる振り返りを任意で行うなど、勤務前から勤務後までワーカーに寄り添い、「はじめての人でも安心して働ける」工夫を数多く取り入れてきました。その結果、飲食業に興味がありながら踏み出せなかった人に働く機会を提供することに成功。「THE 赤提灯」での体験を通じて飲食業の魅力を知った人や、さらなるスキルアップを目指す人が、習得したスキルを活かして他の飲食店で活躍し、「はたらく」可能性が広がっていることがわかりました。
次のセクションでは、「THE 赤提灯」で勤務したワーカーを対象に実施したアンケート調査の結果を紹介します。
申し込みの動機で最も多かったのは「タイミー教育協力店舗が気になったから」（約50％）
「THE 赤提灯」で働こうと思った理由について聞いたところ、最も多かったのは「『タイミー教育協力店舗』が気になったから」（49.5％）で半数近い結果に。経験・未経験に関わらず、「教育」という部分に興味を持った人が多いことがわかりました。
はじめて飲食店のホールスタッフで働くワーカーの約91%から「働きやすい」との評価
はじめて飲食店のホールスタッフとして働いたワーカーに対して「THE 赤提灯」の働きやすさを4段階評価で問うと、回答者の91.3％が最高評価の「働きやすい」と回答。「やや働きやすい」を含めると、回答者の全員が「働きやすい」と評価しています。また、「教育協力店舗としての役割を果たしていると思うか」という質問には、全体の93.5％が「思う」と回答しました。
「今後も勤務したい」が約93%、お客様として来店した・したいワーカーが約95%
今後の勤務については、約92.8%が「今後も勤務したい」と回答。また、お客様としての来店については、88.8%が「お客様として来店したい」と答え、「すでに来店したことがある」が5.7%でした。来店したい理由として、
「働いてみて、常にお客様のことを思いながら接客調理をしていると感じたから」
「試食してみてとても美味しかったから」
「従業員の方が親切だったから」
などのコメントがあり、働くことで「THE 赤提灯」のサービスへのこだわりや、お店のコンセプトがより深く伝わったと考えられます。「はじめての人でも働きやすいこと」を追求して取り入れた定番メニューの試食は、来店の動機にも繋がっていました。
「THE 赤提灯」へ寄せられたワーカーからのコメント
実際に働いたワーカーからは
「初めての勤務でもわかりやすいメニューや、オペレーションだった」
「タイミーの方同士というのも安心感がちょっとあった」
「わからないことは社員の方に聞きやすく働きやすい環境だった」
「勤務ごとに新しいスキルが身につくようにステップアップして教えていただけた」
などのコメントが寄せられました。
アンケート調査概要
投票期間：2023年5月22日（月）〜2023年11月17日（金）
回答者数：「THE 赤提灯」で働いたワーカー 333名
タイミーでは、引き続き「THE 赤提灯」の協力のもと、「タイミー」のワーカーに飲食業の魅力を感じてもらう体験やスキルを習得・育成する機会を提供し、飲食業界で活躍する人材を輩出してまいります。そして、新しい人材採用・育成のモデルケースとして、人材課題を抱える飲食店に「THE 赤提灯」で蓄積したノウハウを伝え、飲食業界における人手不足解消の一助となることを目指します。
11月20日「THE 赤提灯」感謝祭を開催
「THE 赤提灯」は、これまで一定数以上働いたことがあるワーカーを対象に、2023年11月20日に感謝祭を開催しました。お店の人気メニューを楽しみながら、普段対面する機会が少ないワーカー同士や社員と交流できる機会です。
参加したワーカーは、「実際にお店のお料理やお酒を体験できたので、次回『THE 赤提灯』で働く時の接客に活かせそう」「お店のことを改めてよく知ることができ、ワーカー同士の親睦を深められて、『THE 赤提灯』で働きたい気持ちが高まった。今日会った方々と一緒に働けたら嬉しい」などの感想を述べました。
主催者の「THE 赤提灯」上野翔店長は、以下のようにコメント。
「ワーカーの皆様のお陰で『THE 赤提灯』が半年を迎えることができたので、何か還元したいと思って開催しました。また、横の繋がりを作りたかったのも目的の一つです。親密度が上がると働きやすくなりますし、お客様としても来やすくなると思います。今回集まって下さった皆様には感謝しています。『THE 赤提灯』は『タイミー』ワーカーにお世話になるお店なので、感謝の気持ちを伝える機会を、今後も継続していきたいと思います」
「THE 赤提灯」は全てのアルバイトがスポットワーカーの居酒屋ですが、必ずしも「その日限り」ではなく、お店に魅力を感じて繰り返し働くワーカーも多いです。また、お互いにスポットワーカーであることが安心に繋がり、互いに助け合い、教え合うシーンもあるといいます。今回の感謝祭は、お店への愛着や、ワーカー同士の親睦を深める機会となりました。
詳細はこちらをご覧ください。
▶︎「THE 赤提灯」で働くと、本当に未経験から即戦力人材になれるのか？ オープンから半年、実態を聞いてみた
「新橋銀座口ガード下 THE 赤提灯」の詳細
【店舗の特徴】
「はじめての人でも働きやすい」を追求した「THE 赤提灯」は、お客様へ提供する体験も「はじめて」をコンセプトにしています。「THE 赤提灯」は、若者層の中でも特に「20歳」へアプローチ。20歳の身分証明書を提示すると体験できる「はじめての乾杯体験」を通じて、若者に「本当に美味しいお酒」を知ってもらえるお店です。
【店舗概要】
・店名：「新橋銀座口ガード下 THE 赤提灯」（ザ・アカチョウチン）
・住所：〒105-0004 東京都港区新橋1丁目13-5
・営業時間：16:00-23:30 ラストオーダー 22:30（食事）、23:00（ドリンク）
・席数：60席
・予算：3,000円〜4,000円
・看板メニュー： 名物ミックス焼き、もつ煮込み、キンキン三冷ホッピー、烏森ハイボール
・「THE 赤提灯」特設ページ：https://the-akachochin.timee.co.jp/
