プレスリリース
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タイミーが、水産事業の中央フーズ(株)に導入 ——水産市場や水産加工工場でのスキマバイト活用が活発化

株式会社タイミー(所在地:東京都港区、代表取締役:小川 嶺)は、弊社が運営するスキマバイトサービス「タイミー」が、中央フーズ株式会社(所在地:東京都江東区、代表取締役:田代 充)で利用開始されたことをお知らせします。

中央フーズ(株)は水産品の卸売業を営む会社です。東京都中央卸売市場豊洲市場内に拠点を構え、大手量販店や鮮魚専門店、外食チェーン店への水産物の流通を行なっています。
「冷凍加工品のパック仕分け作業」「冷凍加工品が入ったダンボールの仕分け作業」「冷凍加工品が入った発泡スチロールの仕分け作業」等、初めて勤務する人でもすぐに対応できるような業務をタイミーワーカー向けに切り出すことで、適切な人員配置のもと、人手不足を解消してまいります。

水産事業者のスキマバイト利用が拡大中

近年、水産業界における人手不足は深刻化しており、漁業に特化して就業者数の推移をみると、2022年は2012年に比べて29%減と、減少の一途を辿っています。(※)

(※)農林水産省「漁業構造動態調査」https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/gyogyou_doukou/

背景には、労働環境が厳しいイメージが強く、漁業の働く現場がどのようなものなのかが知られていないこと。また、早朝・深夜の作業が多いことなどから、求人募集に対して応募が集まりづらいことが挙げられます。
そんな中、タイミー上の水産事業に関連するスキマバイトは増加傾向にあります。早朝・深夜の作業が多い点は、むしろ、「親の介護や子どもの育児で合間の時間だけ働きたい」「本業が始まる前の数時間だけ働きたい」といった就業時間のスキマバイト利用者の潜在的なニーズに合致しています。また、スキマ時間での勤務によって、業界での就業に対するハードルが下がり、水産業界で働くことの理解促進にも役立っていると考えられます。
実際に、タイミーを通じて人材との接点を作ることで、その後の長期採用にも成功している水産事業者も出てきています。
今後もタイミーは、スキマバイトを通じた新しい働き手との接点を作り、人材不足をはじめとする水産業界の課題解決のために尽力してまいります。

水産業でのタイミー活用業務例

水産事業者が募集するスキマバイトには、下記の業務があります。タイミーは、2023年秋から水産事業者専門のチームを立ち上げ、初めて勤務する人にもできるような簡単な業務の切り出しを事例を用いながらご提案しています。

  • 水産加工工場内での仕分け、ピッキング、ラベル貼りの作業
  • 伝票の仕分け作業
  • 鮮魚が入った発砲スチロールの中に氷を入れる作業
  • 仲卸事業者で魚を捌く作業 ※経験者に限定して募集予定 等

中央フーズ冷蔵倉庫内での作業の様子 ※イメージ

導入に際して中央フーズ担当者コメント

「既存従業員だけではカバーしきれない時間帯の働き手を確保できれば」とタイミーを導入しました。導入前は比較的交通の便が悪い当社に果たして人材が集まるのか不安でしたが、マッチング率90%以上、リピーターも着実に増え期待以上の結果でした。ワーカーさんも仕事に真面目に取り組んでくださる方がほとんどで、満足しています。現状の募集は6時間と4時間の2パターンですが、今後3時間以内の短時間募集も検討してみたいと思います。

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