プレスリリース
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タイミーを通じた勤務をきっかけとした長期就業・長期採用に関する実態調査(2025年版)を実施

スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミー(所在地:東京都港区、代表取締役:小川 嶺)は、タイミーを利用する働き手3,928名とタイミーを導入する事業者1,216社を対象に「タイミーを通じた勤務をきっかけとした長期就業・長期採用に関する実態調査」を実施しました。

好きな時間・好きな場所で働くことができるスポットワークは、その手軽さから働き手が自身に適している職場を見つけるための手段としても利用されています。また、事業者にとっても効果的な人材採用手法としてスポットワークを活用する動きが広がってきています。
そうした状況を受け、当社では2023年にスキマバイトを通じた長期採用に関する実態調査を実施(※1)。その際、働き手の7割以上、事業者の9割以上がスポットワークを通じた長期就業・長期採用を望んでいることが判明しました。前回調査から1年以上が経ち、働き手と事業者は現在スポットワークを通じた長期就業・長期採用に関してどのように捉えているか実態を明らかにするべく、再度調査を実施しました。

※1 2023年12月18日発表「タイミー、スキマバイトを通じた長期採用に関する実態調査を実施」 

調査サマリー

【働き手向け調査】

  • タイミーを通じて良い職場と出会えたら、そのままその職場に長期就業したいと考えている働き手は72.0%で前回調査と同水準
  • タイミーでマッチングした勤務先で長期就業の打診をされたことがある人は全体の約4割実際に長期就業をしたことがある人は全体の14.6%
  • タイミーを通じて長期就業をする前後の雇用形態の変化を見てみると、「パート・アルバイト」から「正社員」・「契約社員」になった人など、タイミーを通じた長期就業によってキャリアの幅を広げている人が一定数いることが判明

 

【事業者向け調査】

  • タイミーを通じて良い人材と出会えたら長期で採用したいと思っている事業者は96.4%で前回調査よりも4.6pt増加
  • タイミーを通じて働いたワーカーに対して、長期採用の打診をしたことがある事業者は66.1%で、前回調査の結果から20pt以上高い
  • 働き手に対して長期採用の打診をしたことがある事業者のうち、実際に長期採用ができた事業者は61.6%で、前回調査よりも5.0pt高い
  • 採用活動全般において、6割以上の事業者が直近3ヶ月間に採用した人数が採用目標人数に達していないことが判明

調査結果詳細

【働き手向け調査】

■タイミーを通じて良い職場と出会えたら長期就業したいと考えている働き手は7割以上。

タイミーを通じて良い職場と出会えたら、そのままその職場に長期就業したいと考えている働き手は72.0%で、前回調査の結果(72.4%)と同水準であった。

■4割のスポットワーカーが長期就業を打診された経験あり。実際に長期で就業したことがある人は14.6%。

タイミーでマッチングした勤務先で長期就業の打診をされたことがある人は全体の40.8%
さらに実際に長期就業をしたことがある人は全体の14.6%で、前回調査の結果(14.7%)と同水準だった。

■タイミーを通じた長期就業によってキャリアの幅を広げている人が一定数いることが判明。

タイミーを通じて長期就業をする前後の雇用形態の変化を見てみると、「パート・アルバイト」から「正社員」や「契約社員」になった人など、タイミーを通じた長期就業によってキャリアの幅を広げている人が一定数いることが判明した(黄色掛け箇所)。

さらにタイミーを通じて長期就業をする前後の業種の変化を見てみると、「軽作業」「配達・運転」「販売」「飲食」「ホテル」「専門職(介護・保育)」「接客」の業種においては、同業種間で長期就業する人が多い(赤色掛け箇所)。
一方で、「軽作業」から「販売」「飲食」、「配達・運転」から「軽作業」など、スポットワークの勤務によって他業種に長期就業するケースも一定あることがわかった(青色掛け箇所)。

■スポットワークを通じて面接では判明しづらい人間関係などを知り、長期就業のきっかけに。

実際にタイミーを通じて長期就業をした人にその決め手を聞くと、「安定した収入が得られるから(23.0%)」が最も多く、次いで「長期就業先の従業員・人間関係に魅力を感じたから(16.4%)」が多かった。収入面だけでなく、スポットワークによって面接だけでは判明しづらい職場の人間関係や同僚の人柄を知ることができ、それらが長期就業のきっかけになっていることがわかった。

■タイミーを通じた長期就業を望まない人はスポットワークならではの利便性・働き方を好む傾向。

タイミーを通じた長期就業を望まない働き手にその理由を聞いたところ「タイミーを通じてマッチングした仕事とは別に、本業があるから(48.4%)」が最も多く5割近くを占めた。そのほかに「タイミーの即金性に魅力を感じているから(31.3%)」や「1カ所で働くより、さまざまな業種や職種で働くことを好むから(23.0%)」など、スポットワークならではの利便性や働き方を好んでいることが判明した。

【事業者向け調査】

■タイミーを通じて長期採用したいと思っている事業者は96.4%で、前回調査を上回る。

タイミーを通して良い人材と出会えたら長期で採用したいと思っている事業者は96.4%で、前回調査の結果(91.8%)よりも4.6pt増えた。

■実際に長期採用の打診をしたことがある事業者は66.1%で、前回調査より20pt以上増加。

タイミーを通じて働いたワーカーに対して、長期採用の打診をしたことがある事業者は66.1%で、前回調査の結果(42.6%)から23.5pt高くなった。人材採用方法の一つとしてスポットワークを活用している事業者が徐々に増えてきていることが判明した。

事業者が長期採用の打診をしたことがあるのはどんなワーカーだったかという設問に対しては「素直さや真面目さなどの人柄において優れていると感じた人」が82.3%、「コミュニケーション能力やチームワークといった仕事を進める上での特性が優れいていると感じた人」が61.7%となり、「仕事を進めるにあたってのスキルや知識をすでに有しており、即戦力になりうると感じた人」(54.5%)よりも高かった。
スポットワークの面接や履歴書ではわかりづらい採用候補者の人柄や資質を知る利点を、採用活動に生かしていると考えられる。

■実際に長期採用に成功した事業者は6割以上。採用人数も前回調査より増加傾向。

働き手に対して長期採用の打診をしたことがある事業者のうち、実際に長期採用ができた事業者は61.6%で、前回調査の結果(56.6%)よりも5.0pt高かった。

これまでにタイミーを通じて長期採用した人数は「1~3人」が71.5%で最も多かった。前回調査と比較すると1つの事業者でタイミーを通じて長期採用した人数は増加傾向である。

長期採用した際の雇用形態は、パート・アルバイトが9割以上で最も多かった。また、正社員としての採用は11.3%で、前回よりも2.6pt上回る結果となった。

■スポットワークを通じて双方の理解を深めた上で長期採用できることにメリットを感じる事業者が多数。

タイミーを通じた長期採用について、他の採用経路と比較した特色を聞いてみたところ「すでに業務に慣れているため教育にかかる工数が削減され即戦力になってくれる」(74.3%)、「すでに職場に馴染んでいるため人間関係の心配が少ない」(55.8%)の回答が多かった。そのほかに「ミスマッチが少ない」「人となりを知ることができる」などの回答もあり、スポットワークを通じて双方の理解を深めた上で採用できることにメリットを感じていることがわかった。

■採用活動全般において、理想/目標とする採用人数に達していない事業者は6割以上。

今回、事業者に直近3ヶ月間の長期採用の理想/目標人数と実際に長期採用できた人について質問したところ、「理想/目標人数以上を採用できている」事業者は31.7%、「理想/目標人数を下回る」事業者は63.3%となり、6割以上の事業者が採用目標人数に達していない実態が判明した。

調査概要

【働き手向け調査】
調査名 :タイミーを通じた長期就業に関するアンケート
調査期間:2025年7月11日〜7月18日
調査対象:「タイミー」に登録している働き手 3,928名
エリア :47都道府県
調査方法:インターネット

【事業者向け調査】
調査名 :タイミーを通じた長期採用に関するアンケート
調査期間:2025年7月14日〜7月18日
調査対象:「タイミー」導入事業者 1,216社
エリア :47都道府県
調査方法:インターネット

タイミーを通じた長期採用の事例

物流業界や飲食業界のほか、農業やクリーニング店などさまざまな業界において、タイミーを通じた長期採用の好事例が生まれています。オウンドメディア「タイミーラボ」では、タイミーを通じて長期採用した事業者・働き手のエピソードを数多くご紹介しています。

・物流業界での事例
「ドライバーってかっこいい」西濃運輸がタイミーで本気で取り組む、満足度99%の“体験”採用
https://lab.timee.co.jp/blog/mylife/interview0057

・農業での事例
タイミー導入1か月半で新規事業責任者も採用へ。経営ビジョンを見据え農業人材確保を行う、シセイ・アグリの人材戦略
https://lab.timee.co.jp/blog/mylife/interview0069

・クリーニング店での事例
人生の転機をくれた店に恩返しがしたい。元ワーカーがクリーニング店店長として叶えたい目標
https://lab.timee.co.jp/blog/mylife/interview0079

・飲食店での事例
「必要とされる喜び」を知ったから、今度は僕が作る。 ――元整体師が“店の顔”に抜擢されたワケと、「また働きたい」をつくる挑戦
https://lab.timee.co.jp/blog/mylife/interview0083

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