
スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミー(所在地:東京都港区、代表取締役:小川 嶺)は、北海道千歳市(市長:横田 隆一)、特定非営利活動法人ちとせの介護医療連携の会(理事長:木下 浩志)と介護・福祉分野をはじめとした人材確保に関する連携協定を締結しました。
広大な石狩平野の南に位置する千歳市は、国際拠点空港である新千歳空港を有し、北海道の空の玄関口として発展してきました。市の中央を流れる千歳川は、毎年多くのサケが遡上する姿を見ることができ、サケのふるさと千歳水族館では、その生態を間近で観察できます。また、支笏洞爺国立公園の一角を占める支笏湖は、国内屈指の透明度を誇り、北海道を代表する観光スポットとなっています。自然の恵みあふれるこの地では、支笏湖チップやハスカップなど、冷涼な気候を活かした特産品も数多く生み出されており、豊かな食文化も千歳市の魅力のひとつです。
千歳市の人口は、近年横ばいで推移している一方、高齢化率は年々増加しており、2040年には29.6%になると予想されています(※1)。高齢者の増加に伴い、要支援・要介護者数の増加も予想されており、付随して介護サービスの利用者が増えることでサービスの供給体制の拡充が求められています。そのような中で、介護職員の過不足状況に対して道内の介護事業所の66.5%が不足感があると回答しており(※2)、千歳市においても介護分野の人手不足は深刻な課題となっています。
この度の連携協定では、千歳市、ちとせの介護医療連携の会と連携しながら介護・福祉分野をはじめとした市内のさまざまな事業者においてスポットワークの活用を促進することで、市内の人材確保および雇用創出を目指します。
また、市民に対してスポットワークを通じて多様な働き方を推進することにより潜在労働力を喚起し、地域の活性化を目指します。当社が掲げる「『はたらく』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」のミッションのもと、千歳市の地域課題の解決に向け尽力してまいります。
※1 千歳市高齢者福祉計画・第9期千歳市介護保険事業計画(令和6年度〜令和8年度)
※2 令和6年度 介護労働実態調査結果 都道府県版
取り組みの内容
本連携協定では、当社と千歳市、ちとせの介護医療連携の会が連携しながら、市内の介護・福祉分野をはじめとした市内の事業者および働き手に対して様々なサポートを行います。
・事業者向け説明会を通じた、スポットワークの導入支援
・市内事業者におけるスポットワークの活用推進
・市民に対する多様な働き方の推進 等
タイミーと地方自治体との連携について
当社はこれまで32道府県・62自治体と連携協定を締結しており、今回の千歳市との連携は32道府県・63自治体目となります(※3)。

※3:タイミーの過去自治体連携に関するお知らせ一覧:https://spotwork.timee.co.jp/local-government