
スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミー(所在地:東京都港区、代表取締役:小川 嶺)は、秋田県森林組合連合会(所在地:秋田県秋田市、代表理事会長:小松 佳和)と業務提携契約を締結したことをお知らせいたします。
業務提携の内容
日本における林業従事者の数は長期的に減少傾向で推移しており、国勢調査(総務省)によると2020年には4.4万人になっています。また、林業従事者の高齢化も課題となっており、2020年の林業における高齢化率は25%と全産業平均の15%と比較しても高水準となっています(※1)。
労働力不足や高齢化に加えて、デジタル技術導入の遅れやバックオフィス業務の非効率化なども課題となっており、これらの課題を解決することが林業界全体として急務となっています。
この度の業務提携では、秋田県森林組合連合会が有するノウハウや弊社がこれまで各産業において蓄積してきた知見をもとに、林業におけるスポットワークの活用を進めてまいります。秋田県森林組合連合会を通じて、森林組合や林業事業者に「タイミー」を紹介することで、労働力不足の解消を目指します。
初めて林業の仕事に従事するスポットワーカーにも任せられる業務(※2)の切り出しや、林業に特化したマニュアル作成もサポートすることで、林業界の課題解決に貢献します。
※1 林野庁「林業労働力の動向」
※2 タイミーは、職業安定法に基づく有料職業紹介事業者としてサービスを提供しています。林業の業務のうち、職業安定法上紹介が禁じられている建設業務の紹介は行っておりません。

秋田県森林組合連合会との取り組みイメージ
スポットワーカーに任せる業務の内容
林業において、スポットワーカーが担う業務としては、以下のような内容が想定されます(※2)。
・苗木の周囲に生える雑草や雑木を刈り取る作業
・伐採された丸太の太さや長さなどを測定する作業
・枝木を集めたり伐採する木に紐を巻いたりする作業
など
※2 タイミーは、職業安定法に基づく有料職業紹介事業者としてサービスを提供しています。林業の業務のうち、職業安定法上紹介が禁じられている建設業務の紹介は行っておりません。
業務提携の背景
日本において重要な産業の一つである一次産業では、少子高齢化や都市部への人口流出を背景に、近年人手不足が深刻化しています。一次産業における人手不足の状況を受け、タイミーでは2023年11月より農業専門チーム、2024年11月にはさらに領域を広げ一次産業に特化したチームをつくり、事業者・ワーカーへのサポートを強化してきました。
農業・畜産業・水産業などを中心にスポットワークの活用を推進している中で、これまで以上に幅広く一次産業の事業者をサポートしていきたいと考えていたところ、農林中央金庫 秋田支店にて本取り組みを取りまとめていただいたことを受けて、この度の業務提携に至りました。
当社が掲げるミッション「『はたらく』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」のもと、今後林業においてもスポットワークの活用を進め、業界の課題解決に貢献してまいります。


