プレスリリース
Share

タイミー、スポットワーク市場・クォータリーレポート(2025年3Q版)を公開

スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミー(所在地:東京都港区、代表取締役:小川 嶺)は、これまでタイミーに掲載された募集データをもとに、オファー時点の募集件数・平均時給・平均労働時間などの数値を三大都市圏とそれ以外、職種別に算出した「スポットワーク市場・クォータリーレポート(2025年3Q版)」を公開しました。

調査ダイジェスト

・2025年3Q(2025年5-7月期)の三大都市圏のスポットワーク平均時給は1,179円(前年同期比+3.6%)
・2025年3Q(2025年5-7月期)の全国のスポットワーク募集件数は364.3万件(前年同期比+27.1%)
・2025年3Q(2025年5-7月期)の延べ総労働時間(稼働実績)は2,327万時間(前年同期比+24.6%)
・2025年3Q(2025年5-7月期)の総賃金額(実績)は266億円(前年同期比+28.5%)

調査サマリー

平均時給、募集件数、総労働時間は増加傾向。三大都市圏では職種の多様化が進む

2025年第3四半期(2025年5-7月)のデータによると、三大都市圏におけるスポットワーク平均時給は1,179円と、前年同期比で+3.6%の増加となりました。職種別にみると、当期は「外勤事務の職業」(前年同期比+10.0%)や「一般事務の職業」(同+5.1%)」、「生活衛生サービスの職業」(同+5.0%)が高い伸びをみせました。三大都市圏以外の地域の平均時給は1,053円と前年同期比で+5.0%とより高い伸びとなっています。人手不足度合いが地方でより強くなっていること、近年の最低賃金の引き上げ率が地方でより高くなっていることを反映した動きと考えられます。2025年の最低賃金引き上げ率は全国加重平均で+6.3%の引き上げとなっており、次四半期(2025年8-10月)以降のスポットワーク平均時給上昇につながることが予想されます。

全国の募集件数については、2025年第3四半期(2025年5-7月)には全国で364.3万件と、前年同期比で+27.1%増加しました。地域別の特徴として、三大都市圏(同+22.1%)に対して三大都市圏以外での伸び率(同+36.1%)が引き続き高く、スポットワークの地方浸透が進んでいます。これは前四半期から継続してみられる傾向です。

職種別に募集件数をみると、案件数の多いスポットワークの中核職種「運搬の職業」、「商品販売の職業」、「接客・給仕の職業」が当四半期も全体の伸びを牽引しています。一方、スポットワークの一定の普及が進む三大都市圏では、前年同期からの増加数のおよそ半分(46.2%)を中核職種以外が占めるようになっています(三大都市圏以外では29.0%)。特に「生活衛生サービスの職業」、「社会福祉の職業」、「一般事務の職業」が高い伸びとなっており、スポットワーク職種の多様化が進んでいます。

2025年第3四半期(2025年5-7月)の延べ総労働時間(稼働実績)は、2,327万時間でした。前年同期からは+24.6%の増加となりました。また、タイミーでのスポットワークで生まれた賃金の総額は266億円(前年同期比+28.5%)でした。2024年に1,216億円程度に達したとみられる(参照:https://spotwork.timee.co.jp/entry/report/marketsize-2024 )スポットワーク市場ですが、依然として伸び率2割を超える力強い拡大が続いています。

図:三大都市圏・平均時給(オファー)


図:全国・スポットワーク募集件数(オファー)


図:全国・タイミーを利用したスポットワークの総労働時間(実績)


図:全国・タイミーを利用したスポットワークの総賃金額(実績)

 

本調査の詳細は下記リンクよりご覧ください。
https://spotwork.timee.co.jp/entry/report/spotwork-253q

※データを利用する場合には、「スポットワーク市場・クォータリーレポート(スポットワーク研究所)」を明記してください。

記事一覧に戻る
  1. TOP
  2. ニュース
  3. タイミー、スポットワーク市場・クォータリーレポート(2025年3Q版)を公開