プレスリリース
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タイミー、複数自治体との協働のもと 「はたらく×健康 実証プロジェクト」を開始 ——「はたらく」が心理的/身体的健康に及ぼす影響の、段階的な調査・分析を実施

スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミー(所在地:東京都港区、代表:小川 嶺)は、複数自治体(北広島市、札幌市)との協働のもと、株式会社三菱総合研究所(MRI)(所在地:東京都千代田区、代表:籔田 健二)の協力を得て、「はたらく×健康」実証プロジェクトを2024年6月1日より開始したことを発表いたします。

プロジェクト概要

「はたらく×健康 実証プロジェクト」は、北広島市、札幌市の各自治体との連携の上、スキマ時間に「はたらく」ことが心身の健康維持・増進やウェルビーイングの向上にどのように寄与するかを段階的に実証するものです。まずはプロジェクトに関するPRを通じて、該当地域で賛同いただける利用者・利用事業者のタイミーへの登録を促進します。その後、40歳以上を対象に、タイミーの利用前後での心理面/身体面の健康状態の変化についてアンケート調査等を実施。その結果を健康増進の取り組みに活用していきます。

 

プロジェクト開始の背景

昨今、少子高齢化にともなう生産年齢人口の減少が進む中で、地方部を中心に、産業や社会インフラの維持における人材確保は喫緊の課題となっています。こうした状況の中、仕事の担い手を全世代的に拡大・維持していくためには、その「心身の健康維持・増進」の観点も不可欠です。

弊社が2024年5月に発表したシニア・プレシニア世代(55歳以上の働き手)を対象とした調査(※)では、スキマバイトをする理由として「適度に体を動かすことによる健康維持のため」が突出して高くなり、中でも65歳以上にしぼると65%もの方々が回答しました。こうした結果からも、「はたらく」が働き手の心身の健康維持・増進に少なからず寄与することを期待されていることが分かっています。

スキマ時間に「はたらく」ことを通じて、心身が健康になり、継続して「はたらく」ことができるようになる。心身が健康になり継続して「はたらく」ことができる人が増えることで、地域経済が活性化し、社会インフラが維持され、より長く「はたらく」ことができる環境が実現する。こうした好循環の創出を目指し、「はたらく」ことを通じた心身の健康維持・増進についての実証を開始することとなりました。
※「タイミー、シニア・プレシニア世代のスポットワーク利用実態調査を実施」https://corp.timee.co.jp/news/detail-2856/

プロジェクト進行の予定

1.協力自治体内のタイミー利用者・利用事業者の拡大支援(2024年6月〜)
対象自治体と連携しながらプロジェクトの周知・PRを行い、賛同いただける利用者・利用事業者を増やす。セミナー等を実施し、地域内の利用事業者数を拡大させる一方、住民向け広報誌やチラシの作成・配布、スマホ操作支援のための相談窓口の設置等により、利用者数の拡大も目指す。

  • 2.アンケート調査の実施(プロジェクト開始3ヶ月後目処)

対象自治体内の40歳以上のタイミーを利用し就業したことがある働き手に対して、心理面/身体面の状態についてのアンケートを実施。「はたらく」前と後での変化について集計し、定量的な分析を行う。

  • 3.ヒアリング調査の実施

「2」のアンケート調査回答者の内、複数名を対象にヒアリング調査を実施。ヒアリングしたエピソードにより、アンケート調査の結果を補強する。

アンケート調査は複数年継続して実施し、結果の推移を経年観察する予定です。今後の調査結果については、プレスリリース等で順次公開してまいりますので続報をお待ち下さい。
※実証内容は、自治体によって異なります。

関係者コメント

■株式会社タイミー スポットワーク研究所 公共政策グループ 西川 香苗
スポットワーク研究所は、スポットワークの「価値」をあらゆる面から実証すべく日々活動をしております。今回、その切り口の一つとして「心身の健康、ウェルビーイング」に着目しました。スキマ時間に「はたらく」ことに挑戦した後、「ありがとう!また働きに来てほしい」と言われることで、嬉しく前向きな気持ちになる。その先、心身の健康にどのような影響があるか、このPJを通じて実証していきたいと思います。

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