普段の生活費に物価高・値上げの影響が出ている人は高止まり傾向が続き、一月の生活費の負担が10,000円以上増えた人が初の40%を超えるなど厳しい状況のまま“値上げの春”に突入か
スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミー(所在地:東京都港区、代表取締役:小川 嶺)は、「タイミー」の働き手6,297名を対象に、生活者にとって大きな関心事になっている「物価高・値上げ」と「スキマバイト」に関する実態調査の第6回目の調査(過去5回の調査結果は末尾参照)を実施いたしました。
「物価高・値上げとスキマバイトに関する調査」トピックス
●値上げの影響により、一月の生活費が10,000円以上が増えたと回答した人は42.9%で、前回の調査結果から8.7ポイントと大きく増え、2022年5月の調査開始以来初めて40%を超えた。
●2021年12月と現在を比べて、普段の生活費に値上げの影響が出ていると感じている人は、96.9%という結果になった。過去の調査結果の推移からみても、高止まりしている状態がわかる。
帝国データバンクの調査(*1)によると、3月は3,000品目超え、4月は5,000品目近くの食料品が値上げされる“値上げラッシュ”になる見込みとなっており、家計にとって厳しい状況が続く中で、“値上げの春”が訪れる事態が想定されます。
(*1):出典:帝国データバンク「食品主要195社※価格改定動向調査ー2023年3月」
調査概要
調査名 :物価高・値上げとスキマバイトに関する調査 2023年3月版
調査期間:2023年3月2日(木)~2023年3月4日(土)
調査対象:「タイミー」の働き手 6,297名
調査方法:インターネット
エリア :全国47都道府県
「物価高・値上げとスキマバイトに関する調査」2023年3月版 結果詳細
普段の生活費に値上げの影響が出ていると感じている人は96.9%という結果になった。過去の調査結果から推移を追ってみても高止まり傾向であることが明らかであり、引き続き、ほぼ全ての方に値上げが影響していることが確認された。
値上げの影響を最も感じているものは過去調査から引き続き「食材」で、58.2%の方が回答している。
過去の調査結果から推移を追ってみると、2月調査以降から「電気代」や「ガス代」に影響を受けていると回答した方が増加傾向にあり、冬になり厳しい寒さの中、防寒のための電気機器やガス機器の使用が増えたことと、各情勢にともなった料金の引き上げなどが重なり、値上げの影響が広がったと考えられる。
値上げによる生活費の負担増加額に関する回答では、42.9%の人が一月の生活費で10,000円以上負担が増えたと回答し、前回調査の回答(34.2%)から8.7ポイント増加し、2022年5月の調査開始以来初めて40%を超え、家計への影響がさらに広がっていることがうかがえる。
支出が増え家計の負担は増える一方だが、“直近1ヶ月以内の給与改定”についての質問への回答では、「変わらない(76.2%)」、「下がった・下がる予定がある(11.4%)」となり、値上げ・物価高に伴う支出増を感じる方の多さと比較して、収入増となっていない方が多くいることが確認された。
値上げによる生活費の不足を補填する目的で、「タイミー」のスキマバイトをした人は65.6%という結果になり、過去調査の回答と同程度となり、引き続き相次ぐ値上げによる物価高の影響を、スキマバイトの収入で生活費を補うという様子がうかがえる。
タイミーのスキマバイトで得た一月あたりの収入については、「5,000円未満」「5,000〜10,000円未満」「10,000〜15,000円未満」「15,000〜20,000円未満」「20,000〜30,000円未満」「30,000〜50,000円未満」がいずれも10%台の回答となり、スキマバイトの“自分のすきな時間に働ける”という特徴が伺え、多様なライフスタイルから支持されていることが推察される。また、1万円以上の収入を得ている人は60%を超え、1万円以上増えた生活費負担がスキマバイトの収入で補われていることも伺える。
▼過去の調査結果は下記よりご覧いただけます。
2022年5月調査:https://corp.timee.co.jp/news/detail-943/
2022年10月調査:https://corp.timee.co.jp/news/detail-1177/
2022年12月調査:https://corp.timee.co.jp/news/detail-1343/
2023年1月調査:https://corp.timee.co.jp/news/detail-1408/
2023年2月調査:https://corp.timee.co.jp/news/detail-1462/