株式会社タイミー（所在地：東京都港区、代表取締役：小川 嶺、以下タイミー）が提供するスキマバイトサービス「タイミー」では、スーパーのレジ、品出し、惣菜などの部門でスキマバイト利用が今夏急増し、「タイミー」で掲載された募集人数が、2023年7月に前年同月比約22倍となる、過去最多の募集人数を記録しました。
■トピックス
・スーパーのタイミー募集人数が前年同月比約22倍の過去最高を記録、7月は前月比125％と増加傾向
・関東エリアではスーパーの導入事業者数が前年同月比約2.6倍に増加
・業界の人手不足を受け、業務の切り分けによりスーパーのスキマバイト活用部門 / 業務が拡大
・タイミーの検便検査対応が猛暑で需要増の惣菜部門のスキマバイト活用を後押し
日本チェーンストア協会の発表（※1）によると、2023年6月の全国スーパー売上高は前年同月比2.1%増と4か月連続で前年を上回っています。また、食料品においては、値上げの影響による節約志向の高まりで買い控えが続いているものの、店頭価格の上昇で売上は3.7％増加。調理不要で手軽な惣菜が好調です。惣菜に関しては、日本惣菜協会も「2022年の惣菜市場規模が前年比 3.5％で増加し、2019年比で 101.4%とコロナ前に回復した」と発表しています（※2）。惣菜の需要拡大の背景として、同協会は「タイムパフォーマンス（タイパ）がヒット商品のキーワードだったように消費者の時短・簡便ニーズは根強く、同時に食料品スーパーを中心に品ぞろえの強化に努めたことが需要拡大 につながった」と述べており、スーパーの売り場作りにおいて、惣菜の強化の流れがあることがわかります。
さらに、今夏は最高気温35℃以上の猛暑日が全国の広い範囲で続出し、熱中症の厳重警戒が呼びかけられています。スーパーの惣菜売上が好調な理由として、猛暑の影響で火を使用した料理を避け、惣菜や弁当を選択する傾向があるとも言われています。
（※1）チェーンストア販売統計（月報）令和5年6月度速報 https://www.jcsa.gr.jp/public/statistics2023_06.html
（※2）一般社団法人日本惣菜協会「2023年版 惣菜白書」https://www.nsouzai-kyoukai.or.jp/wp-content/uploads/hpb-media/hakusho2023_digest3.pdf
スーパーの募集人数が前年同月比約22倍、過去最高の募集人数を記録
過去1年の「タイミー」のスーパーでの募集人数推移を見てみると、昨年7月は前年比約22倍に拡大しています。特に7月は前月比125％と急増傾向です。「タイミー」を導入するスーパーからは、「今年の夏は特に惣菜の売れ行きが好調で、調理や盛り付け、品出しなどの人手が必要になっている」という声や「物価高により自炊需要も続いており、客数が増えている。レジや品出しなど、複数の部門で人手が不足している」などの声が届いています。猛暑や物価高の影響でスーパーの利用が伸びる一方で人手不足が顕在化し、「タイミー」での募集人数も今夏特に増加していると考えられます。
関東エリアではスーパーの導入事業者数が前年同月比約2.6倍に増加
関東や関西、九州など都市部に本社を構えるスーパーを中心に、全国各地でタイミーの活用が広がっています。例えば、関東エリアで「タイミー」に求人を掲載いただいているスーパーの事業者数は、今年7月に前年比約2.6倍に拡大しました。
業務切り分けによりスーパーでのスキマバイト活用部門 / 業務が拡大
また、スーパーでの募集人数拡大の背景には、導入事業者の増加のほか、スキマバイト活用部門の広がりによる、1店舗ごとの募集人数の増加も影響しています。これまでスーパーのスキマバイトは、品出しやレジ業務が主な業務でした。しかし、今夏好調な惣菜をはじめ、鮮魚、精肉、ベーカリーなど、あらゆる部門で人手が不足している状況を受け、タイミーでは、部門ごとに業務の切り分けを実施。スキマバイトの活用部門の拡大を進めています。
【タイミーで掲載されているスーパーの業務例】
※経験者 / 未経験者の設定は店舗によって異なります。
タイミーの検便検査対応が惣菜部門のスキマバイト活用を後押し
さらに、タイミーでは、働き手・事業者ともに費用負担なしで、検便検査が実施できる「検便検査対応」を2023年6月から開始しました。本取り組みにより、特に今夏好調な惣菜部門をはじめ、検便の実施を条件とする業務に対してタイミーの働き手を募集できるようになったことも、スーパーの募集人数増加の後押しになっています。
（タイミーの「検便検査対応」開始のプレスリリース：https://corp.timee.co.jp/news/detail-1824/）
