働き手の増加スピードは加速、多様な業種に利用企業が拡大〜スキマバイトの働き手の活用がシームレスに広がった1年に〜
スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミー(所在地:東京都港区、代表取締役:小川 嶺)は、「タイミー」を利用した働き手の方々や、事業者の様々なデータをもとに、2023年の“スキマバイト業界”の動向を振り返りました。
観光庁が11月30日に発表した「宿泊旅行統計調査」によると、“延べ宿泊者数”は2023年9月と10月の2ヶ月連続でコロナ禍前を上回りました。また、“外国人延べ宿泊者数”も同年7月から10月の4ヶ月連続でコロナ禍前の水準を上回るなど、2023年は観光需要の高まりや、外出機運の高まりが顕著な一年でした。
日銀が12月13日に発表した「日銀短観(企業短期経済観測調査)」によると、企業が直面する人手不足が大企業の非製造業でマイナス37ポイント、中小企業の非製造業でマイナス47ポイントと、統計開始以来最も高い水準となっており、経済活動の正常化が進み、外国人旅行者が増えたことで、宿泊や飲食などサービス分野の需要が高まる一方で、働き手の確保が深刻な課題となった一年でもありました。
そのような状況下における”2023年のスキマバイト業界”の動向を「タイミー」を利用した働き手の方々や、事業者の様々なデータをもとに振り返ります。
トピックスサマリー
■2023年の事業者動向
- 「タイミー」上の募集人数(全業種合計)は、2021年比較で約8倍と大きく拡大。
- 「タイミー」上の主要な業界(*1)の募集人数は、今年も大きく拡大。
- ホテル・旅館、農業、介護、ブライダル・葬祭、レンタカー、ドラッグストアなどの新しい業界での利用も大きく拡大。
- 事業者数および事業所数も拡大し、累計66,000社、170,000拠点でタイミーを導入。
(*1)「タイミー」アプリ上で職種として分類されている業界
■2023年のワーカー動向
- タイミーの累計ワーカー数が600万人を突破。(2023年10月時点)
- ワーカーの増加ペースは2021年と比べて、約4倍に加速。
詳細(2023年の事業者動向)
タイミー上の募集人数が急増。2021年と比較すると全業種の募集人数は約8倍に。
タイミー上での募集人数は2019年から現在においても一貫して大きく拡大を継続しており、2021年と比較すると約8倍になるなど引き続き持続的な拡大となりました。
タイミー上の主要な業界でのさらなる利用拡大、新しい業界での募集急増が明らかに
タイミー上の主要な業界(軽作業、飲食、接客、販売など)での募集人数は前年比で順調に拡大しており、経済活動の正常化や外出機運の高まり、インバウンドの回復の影響があると思われる飲食[2.6倍]、販売[2.8倍]、接客[3.6倍]など大きく拡大しました。
また、2023年はタイミー上の主要な業界だけでなく、ホテル・旅館、農業、介護、ブライダル・葬祭、レンタカー、ドラッグストアなどの新しい業界での利用拡大が顕著でした。
「タイミー」上の募集人数が高く成長、および、業種が大きく拡大した背景には、スキマバイトという働き方の社会への浸透が広がっている点が考えられます。また、業種拡大に合わせてタイミーをご利用いただく事業者様へのセールスや手厚いサポート体制の提供も強化しています。
事業者数・事業所数も拡大し、約66,000社、約170,000拠点でタイミーを導入。(2023年10月時点)
タイミーをご利用いただく事業者・事業所数ともに急激に拡大をしています。2023年10月時点で、約66,000事業者、約170,000拠点でタイミーを活用いただいています。2019年と比較すると事業者数は約39倍、事業所数は約21倍となりました。
詳細(2023年のワーカー動向)
タイミーの累計ワーカー数が600万人を突破
タイミーのワーカー数は2019年末時点の73万人から、5年間で約8.2倍に増加しました。2023年6月には500万人を記録。そこから約4ヶ月で100万人増加し、2023年10月に600万人突破に至りました。
さらに、各年のワーカー数の伸びを比較すると、2023年の1ヶ月の平均増加人数は2021年と比べて約4倍と、増加の勢いが加速していることがわかりました。
スキマバイトサービス「タイミー」2023年トピックスまとめ